研究課題/領域番号 |
18K11502
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61060:感性情報学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
為末 隆弘 山口大学, 情報基盤センター, 准教授 (00390451)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 耳鳴 / 自覚的表現 / 擬声語 / 音響療法 / 支援システム |
研究成果の概要 |
耳鳴を模擬した純音性・雑音性の音響刺激に関して、周波数・周波数帯域等を変化させて、どのような擬声語で表現することができるかについて検討している。耳鳴を自覚的に表現するために用いられる擬声語を対象に、形容詞対を用いて音色に関する主観的な評価を実施して、統計分析手法を用いた音響的特徴の抽出を試みている。擬声語の音響的特徴から耳鳴模擬音や音響療法のための治療音を再現するアプリケーションを試作している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
耳鳴の周波数帯域やスペクトル構造、さらには音色に関する音響的特徴と擬声語の関連性について検討し、擬声語から耳鳴をどの程度再現できるか、再現する方法について考察している。擬声語による表現は日本語特有であり、表現の過程に音色の聴覚心理的属性が関与すると考えられるが、感性情報処理の側面から多変量解析手法を用いて検討している。音響療法の治療音の選択やフィッティングに関する有用な基礎的資料を提供できる。
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