研究課題/領域番号 |
18K11510
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61060:感性情報学関連
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
荻野 晃大 京都産業大学, 情報理工学部, 准教授 (40407870)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 感性情報学 / 感性情報処理 / 感性工学 / 感性モデル / 感性モデリング / ベイズ統計モデリング |
研究成果の概要 |
本研究は,モノやコトに関して人々の抱く感性の過程をモデル化し,モノとコトに関する感性をコンピュータ上でシミュレーション可能とする仕組みを開発することであった. モノの例として音楽を,コトの例として旅行を題材として研究を進めた.音楽に関しては,音楽に対する個人の印象と快不快を感性とし,個人の感性をポジティブに遷移させること支援する仕組みを設計し,その評価を行った.旅行に関しては,Apple Watchを利用して複数人から旅行中の脈拍を計測し,ネットワークを介してその情報をサーバーに集約する仕組みを設計し,その評価を行った.両方の題材に対して,個人の感性を推定し,支援する仕組みを設計できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人々がウェルビーイング(心身が良い状態,幸福な状態)な状態になることは,人々の心理的な生活の質を向上させるために重要な要因である.本研究は,この心理的な生活の質の向上する方法として,モノやコトに関して人々の抱く感性の過程をモデル化し,モノとコトに関する感性をコンピュータ上でシミュレーション可能とする仕組みを開発した.個人の感性のコピーである感性モデルを用いて,一人ひとりの感性を模倣し,人の心をポジティブに変化させることに仕組みを実現することができた.
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