研究課題/領域番号 |
18K11515
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61060:感性情報学関連
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
横井 功 生理学研究所, 技術課, 技術職員 (50592747)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 素材 / 経験 / 下側頭葉 / 視覚 / 触覚 / カテゴリー / 視触覚 / サル / Grasping / 素材知覚 / 実物体 / 把持運動 / ニホンザル / grasping / 視覚野 |
研究成果の概要 |
我々の生活環境に存在する物体は様々な素材(金属、木材など)によって作られている。これらの素材が知覚される神経メカニズムを明らかにするために、さまざまな素材を見ているときの神経活動をマカクザルの下側頭葉(IT)で調べた。大部分のITニューロンは素材画像について選択的反応を示した。様々な素材の実物体を見ながら触れる視触覚経験によってITニューロンの素材カテゴリー表現は変化し、その視触覚経験の影響は一定期間維持されることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は目の前の物体を眼で見るだけで、対象物体がどの素材によって作られているかを瞬時に判断することができ、さらに視覚的な情報(色や形)だけでなく触覚的情報(硬さや重さ)も感じ取ることができる。この素材知覚の多感覚性がどこで、どのように処理されているかの理解が一層進むものと期待される。
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