研究課題/領域番号 |
18K11531
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62010:生命、健康および医療情報学関連
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
田村 宏樹 宮崎大学, 工学部, 教授 (90334713)
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研究分担者 |
淡野 公一 宮崎大学, 工学部, 教授 (50260740)
永田 順子 宮崎大学, 医学部, 講師 (50264429)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 呼吸・心拍計測 / 圧電素子 / 睡眠時無呼吸症候群判定 / ファジィ化 / 心拍・呼吸計測技術 / 生体信号解析 / 睡眠時無呼吸症候群判断 / 呼吸数計測 / 心拍数計測 / 睡眠時無呼吸状態判定 / 生体信号計測 / 睡眠時無呼吸症候群 |
研究成果の概要 |
リアルタイムに非拘束で健康状態を監視するシステムは、睡眠障害の治療における個人の生活の質を大幅に向上させる。そこで、本研究は、睡眠中の呼吸と心拍の情報を、非装着型で費用効果の高い新しい測定システムを開発した。 開発した計測システムは、複数枚の薄型圧電素子で構成されており、被験者が横になっているときの呼吸や心拍によって生じる圧力変動を取得可能である。 さらに、睡眠時の呼吸状態評価では、抽出された呼吸波形の変化を抽出して評価することが可能である。 これらの性能評価のため、比較・検証実験を行った。 実験結果は、提案システムが呼吸および心拍の波形を正確に測定・抽出し、評価できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したシステムは、睡眠中の呼吸、心拍の情報を収集し、呼吸波形の変化からわかりえる睡眠状態を判定することが可能になると期待される。現在のコロナ禍で、在宅治療等が注目されているが、本システムは在宅で自身の睡眠時の状態を把握し、本人が無自覚な睡眠障害を含めて睡眠状態でわかる病気等を予防することができるヘルスケアの機器になりえる。将来的には、在宅だけでなく、介護施設、病院、育児施設等での活用が想定され、無意識に見守られ、見える化できることで、多くの人の生活の質の向上に貢献できるものと考える。
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