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透析中の血圧低下を予知して警報を発する機器の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K11533
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分62010:生命、健康および医療情報学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

福田 道雄  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (50363940)

研究分担者 早野 順一郎  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 名誉教授 (90173054)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード血液透析 / 血圧変動 / 心拍変動 / 透析中の血圧下降 / 予知システム / バイオフィードバック
研究成果の概要

1)透析中1時間毎及び24時間の心拍変動指標を検討。透析中に過降圧を来す患者は24時間ホルター心電図で得られるlong-termλが高値である、透析終盤に血圧が上昇する患者は透析治療時間を1時間毎に区切ったshort-termλが低値であることを見出した。2)血液透析患者に非観血的血圧連続測定を行い①生データをcsvファイルに変換、②キャリブレーション中のデータを削除、③我々が心拍変動を解析する際に用いる指標(LF, HF, LF/HF, SDNN, RMSSD, λ)を自動的に算出するプログラムを作成。血圧変動グラフにおいてトゲ状のスパイク波がみられると血圧が低下することを見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

透析患者において透析中に突発的に生じる過降圧は最大の苦痛の1つである。これまでにより早くこの突発的過降圧を検出する方法や器機は研究されてきた。しかし突発的過降圧を検出いたとしてもで、その時点から対処しても患者の苦痛を回避することは不可能である。血圧低下は瞬時に大きく下降し、その時に対処しても間に合わないからである。これからはいかに突発的過降圧を予知するか?が求められる。我々の研究は透析中に過降圧を来し患者候補を24時間ホルター心電図の結果によって洗い出すことを可能とした。さらに非観血的血圧連続測定を行い、on-timeで血圧変動を解析し過降圧が生じそうであることを予見することを可能とした。

報告書

(2件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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