研究課題/領域番号 |
18K11538
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62010:生命、健康および医療情報学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
青野 修一 愛知医科大学, 医学部, 講師 (00803892)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 疼痛質問紙 / 問診システム / 痛みの評価 / 医療情報 / 疼痛問診システム / 疼痛の評価法 |
研究成果の概要 |
本研究では、慢性疼痛患者及び健常者を対象に、眼鏡型アイトラッキング装置を装着し、タブレット端末を用いた質問紙への入力時の注視行動パターンについて測定する。健常者と比較し、慢性痛患者の質問回答時の注視行動の変容について明らかにした。また、分析結果を元に、各質問への回答に必要な時間の適切な指標(信頼区間)を作成し、簡易的に疼痛関連質問紙に対する回答の信頼度を評価する手法を確立し問診システムへと応用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の主な成果として、慢性疼痛患者の評価に用いられている質問紙への回答の適切な回答時間間隔(信頼区間)をアイトラッキングデータから算出し、医療者へ提示することを可能としたことである。本研究成果と、治療介入結果やドロップアウトなどの転機を比較することで、慢性疼痛治療に対して有効な治療法のスムーズな導入や、効率的な診察に繋がる評価指標・問診システムとなる可能性がある。また、特別なウェアラブル装置を用いることなく、プログラムのアップデートで問診システムへ実装可能なため、将来的に多くの施設で実用可能である。
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