研究課題/領域番号 |
18K11556
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
阿部 武彦 愛知大学, 経済学部, 教授 (60298320)
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研究分担者 |
田嶋 拓也 福岡工業大学, 情報工学部, 教授 (60469583)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 介護 / 睡眠障害 / 転倒 / 介護サービス / 品質向上 / 兆候検知 / 気づき |
研究成果の概要 |
本研究では、介護施設内での被介護者の生活行動(歩行やベッドでの睡眠状態)における危険な兆候を検知するシステム実現のための基盤技術となりえる、主に以下の機能を実現した。(1)深層学習を用いた睡眠障害検知システム (2)圧力センサを用いた転倒兆候検知手法の開発 (3) 赤外線深度センサを用いたベッドからの転倒予測手法の開発
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
介護者の気づきの補完を意識した兆候検知システムの開発と介護サービスの品質向上につながる基礎的なシステムを構築したことである。兆候検知の対象は睡眠障害と転倒危険である。介護現場では、介護者によって行われる睡眠障害や転倒危険の兆候を探る入念な観察が求められるものの、介護者の勘や経験、スキルに頼っていたため、サービス品質にばらつきが生じていた。兆候検知システムにより工学的に補完することで、熟練度に依存しない、より安心・安全な高品質の見守りを実現する。
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