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複数の診断機能により学習者に多面的な気づきを与えるモデリング学習支援システム

研究課題

研究課題/領域番号 18K11565
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分62030:学習支援システム関連
研究機関静岡大学

研究代表者

酒井 三四郎  静岡大学, 情報学部, 教授 (70170553)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードオブジェクト指向 / モデリング / 学習支援 / UML / モデル駆動開発
研究成果の概要

本研究では初学者のモデリング学習活動を支援し、その習得を促進するシステムを開発した。学習者はUMLを使用して、情報システム構築に関わるユーザや開発者の立場で、対象の業務やシステムをモデル化するために必要な講義を受ける。そして、演習を通じてその知識を確かなものにしようとしている状況を想定した。先行研究で開発したクラス図とオブジェクト図間にある矛盾を検査する一貫性・明瞭性診断機構に加えて、学習者の修正作業誘導機能、シナリオのオブジェクト図への反映度診断機能、モデル駆動開発によるモデル診断機能など、複数の診断機能を統合したシステムにより、学習者に多面的な気づきを与える学習支援システムを開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年のソフトウェア開発言語の高水準化によって「モデリング」教育の必要性が高まっている。企業情報システム開発においては、オブジェクト指向に基づくUMLを用いた設計が世界標準となっている。モデリングの国際会議MODELSでは教育者会議が行われており、その質的、量的な飛躍が求められている。
大学教育の現場では学生に主体的に学ばせることが重要であるが、本研究の対象とする学習内容においては、「正解」がいくつも存在し、学生の躓きの原因も様々である。学生が教師の助言や、グループ内の議論によってその問題を解決しなければいけないが、前者は量的に、後者は質的に限界がある。本研究の成果はこの状況を改善する。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] モデル駆動開発を利用した UML モデリング学習支援2021

    • 著者名/発表者名
      塚本 涼, 酒井 三四郎
    • 学会等名
      情報処理学会第83回全国大会講演論文集, 4-763~4-764
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 学者に対するシナリオのオブジェクト図への反映度診断支援2019

    • 著者名/発表者名
      相曽輝, 酒井三四郎
    • 学会等名
      教育システム情報学会2018年度学生研究発表会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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