研究課題/領域番号 |
18K11569
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
荒木 雅弘 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 准教授 (50252490)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | チュータリングシステム / 質問応答システム / マルチモーダル対話 / 知的チュータリングシステム / 知的チュータリングシステ / 機械学習 / 三者対話システム |
研究成果の概要 |
本研究は、覚醒度を保ちつつ心理的負担が少ないチュータリングシステムの開発に取り組んだ。まず、三者対話形式でのチュータリングシステムのプロトタイプを作成し、二者対話方式と比較したアンケート調査から三者対話形式の有効性を検証した。また、知識グラフを用いた質問応答については、教科書の記述から述語項構造を用いて知識グラフを構築する手法と、各種の類似度を併用した検索手法とを用いて質問応答部を構築し、基本的な質問事例に対して動作検証を行った。さらに、システムの質問に対するユーザの解答評価手法を開発し、この評価手法において、単語の依存関係と述語のリレーションで知識グラフを作成する方法の有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で取り組んだ覚醒度を保ちつつ心理的負担を軽減する新しい形のチュータリングシステムは、個々の学習者がより効率的で快適な学習を体験することを目指したものである。特に、リモート学習や自己学習の機会が増加している現代社会において、この種の技術は教育のアクセシビリティと効率性を向上させる可能性がある。さらに、知識グラフを用いた質問応答や解答評価は、システムが学習者の理解度を評価し、個々の学習ニーズに対応するための有効なツールとなって、学習をより適切にガイドすることが可能になると考えられる。
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