研究課題/領域番号 |
18K11570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
渡辺 健次 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (00220880)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ネットワーク技術学習 / 物理的可視化 / 物理的直接操作 / 教材開発 / 学習支援 |
研究成果の概要 |
我々は、物理的可視化 および物理的直接操作からなる物理的インタフェースというコンセプトを提唱し、それに基づいて中学校および高等学校向けの情報ネットワーク技術の学習ができる教材を開発する研究を行っている。本研究の目的は、経路制御の仕組みを学ぶ教材「ルータ」をSDN技術を用いて開発し、既に開発したIPアドレスを学習する教材と合わせて実際に授業で用いることを通して、学習コンテンツとしての提供を目指すことことである。物理的インタフェースにより直感的に扱える 新しい教材による実践は、情報ネットワーク技術を学んだ人材を育成し、高度情報化社会の進展に貢献するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した教材は、物理的可視化および物理的直接操作からなる物理的インタフェースと呼ぶコンセプトに基づき、情報ネットワークに触れ、また見ることを可能にし、情報ネットワークを構築する実験を通して情報ネットワークの仕組みを学ぶことを可能にする。物理的インタフェースは、特に中学生や高校生に対して、単にコンピュータを操作するだ けでは実感することができないリアリティを提供することができるため、学習指導要領で示されている「情報通信ネットワークの構成と、情報を利用するための基本的な 仕組みを理解」するための「ものづくりなどの技術に関する実践的・体験的な活動 を通して」学習す機会を提供する。
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