研究課題/領域番号 |
18K11588
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
土橋 喜 愛知大学, 現代中国学部, 教授 (00301622)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 学習分析 / 学習ログ / 時系列クロスセクション / クラスタヒートマップ / 学習管理システム / 同期率 / リアルタイム / プロセスマイニング / 教育データマイニング / 時系列クロスセクション分析 / Moodle / ヒートマップ / 授業集中度 / 学習履歴データ / 閲覧履歴 / 授業改善 / 小テスト / 時系列分析 / クロスセクション分析 |
研究成果の概要 |
本研究では教育と学習のデータ分析を行うために、学習管理システムのMoodleを活用して学習ログを収集蓄積した。開発したシステムは時系列クロスセクションの概念に基づき、エクセルのビポットテーブルとグラフを活用しており、教材クリック回数について時系列の数値でリアルタイムに学習者ごとに再現する。 またクラスタヒートマップでは、教材クリック数と小テスト得点がともに低い学習パターンを繰り返す学習者が、学習につまずいている傾向があることが明らかになった。加えて教材クリックの同期率の分析では、教師の指示から遅れて教材を開く学習者を区別することが可能になった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教師の授業改善のための課題発見の支援と、学習者の授業集中度を高めるための学習分析を統合するシステム開発を目標とすることに、本研究の学術的独自性と創造性があると考える。また分析方法の開発においては、教師が自ら行った授業の時間的な流れに沿っており、教師が自らの授業の進め方をふり返りながら授業分析に活用することが可能である。また分析結果を学習者と共有して指導に役立てるなど、自ら授業改善を行うための示唆が得られることに重要な意義があると考える。
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