研究課題/領域番号 |
18K11591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
安留 誠吾 大阪工業大学, 情報科学部, 教授 (50252721)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | プログラミング教育 / AR / プログラミング |
研究成果の概要 |
VR技術を用いたロボットプログラミング環境のプロトタイプシステムを設計・実装した。プログラミング環境に、演習課題を内包することで、実行結果から自動採点する仕組みを実装した。演習課題は、ロボットが通り抜けることができない障害物、ロボットが接すると消えるフラッグを複数個設置し、全てのフラッグに触れることでゴールとなる。本システムでは、逐次処理、条件分岐、繰り返しを学ぶ基本的な演習課題を事前に準備しているが、障害物、フラッグの設置を編集するだけで、演習課題の難易度を変更でき、自動採点も行うことが可能である。また、同一システムではないが、iPhone, Android用のプログラミング環境も実装した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小中学校でのプログラミング教育が必修化になり、大学入学共通テストでもプログラミングを含む教科「情報」が導入されるなど、プログラミング教育の重要性はますます高まっている。本研究で設計・実装したシステムは、ブロックプログラミングによりプログラミングを行うが、同等のプログラムを常にテキストでも提示することで、ブロックプログラミングからテキストプログラミングへの移行を支援するという特徴を持っている。また、ロボットを素材として使用し、ゴールまでのタイムを競うゲーム性を取り入れており、生徒を引き付けるシステムとなっている。今後、クラス運営に必要な機能を追加することで、実用性を向上させることが可能である。
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