研究課題/領域番号 |
18K11592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
井口 信和 近畿大学, 理工学部, 教授 (50351565)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ネットワークセキュリティ / 演習支援システム / 攻防戦演習 / 仮想マシン / ネットワークセキュリティ演習 / 攻防戦型演習 / 仮装マシン / セキュリティ演習支援 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,攻防戦型ネットワークセキュリティ演習を実施できるシステムを開発した.本システムでは,2人の学習者が攻撃側と防御側に分かれて演習を行う.仮想化ソフトウェアを利用しているため,既存のネットワークに対して攻撃を行わない安全な演習が実施可能である.また,ブラウザを通して機器を操作するため,学習者は自身の保有するPC等を使って手軽に演習を実施可能である. 必要な機能を実装し,システムの性能評価を実施した結果,想定する演習のネットワークの規模に本システムが対応可能であること,学習者が仮想ネットワークの構築を円滑に実施できることを確認した.さらに,利用評価から本システムの有用性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は,ソフトウェアによって実装する演習支援システムが、今後ますます必要となるネットワークセキュリティ技術者の早期の養成に有用であることを明らかにした事,さらに、協同演習の利点である観察学習やリフレクションがネットワークセキュリティの学習においても有用であることを明らかにした事である. 社会的意義は,本課題で開発した演習支援システムを活用することで,ネットワークセキュリティ技術者の早期の養成の一助となり,セキュリティ対策に精通したネットワーク技術者の慢性的な不足の解決に貢献できる事である.
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