研究課題/領域番号 |
18K11595
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 長野工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藤澤 義範 長野工業高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (00342494)
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研究分担者 |
伊藤 祥一 長野工業高等専門学校, 電子情報工学科, 准教授 (10369978)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ウェアラブルデバイス / 聴覚障害 / 指文字 / 手話 / 三次元モデル / 学習支援 / 拡張現実 / 複合現実 / 聴覚障害者 / モーションキャプチャ / ハンドトラッキング / 認識 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,ウェアラブルデバイスを用いて指文字だけでなく,手話単語の学習機能も実装することである.また,これに加え,相手の指文字を認識して可視化する機能についても実装を試みた.手話単語については,手話の三次元モデルをいかに簡便に作成するかが大きな問題となり,数種類の三次元モデルの制作を行った.指文字の認識については,2種類の方法で認識を試み,ウェアラブルデバイスが持っている機能を使い,数十種類の指文字の認識に成功した.認識ができない指文字には共通の特徴があり,これらの認識方法の検討が今後の課題である.本研究期間内に,ウェアラブルデバイスを用いることによる学習効率の検証には至っていない.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,メガネ型のウェアラブルデバイスを使い,指文字の学習だけでなく,手話の学習もおこなえる機能の実装を試みた.これは,両手が自由に使えるメガネ型ウェアラブルデバイスを使う最大の利点であり,これまでにないデバイスの利用方法であると言える.また,本研究では,実際に聴覚障害者の方にデバイスを装着してもらい,ウェアラブルデバイスを装着しての学習の有用性について意見をもらっている.さらに,ろう学校の指導的な立場の方からの意見で学習者自身が指文字や手話を使えることも大事だが,相手の指文字や手話を正しく理解できるようになることも大事であるという意見もあり,指文字の認識についての実装に至っている.
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