研究課題/領域番号 |
18K11596
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 熊本高等専門学校 |
研究代表者 |
村上 純 熊本高等専門学校, 電子情報システム工学系HIグループ, 教授 (40174271)
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研究分担者 |
石田 明男 熊本高等専門学校, リベラルアーツ系理数グループ, 助教 (80633619)
山本 直樹 熊本高等専門学校, 電子情報システム工学系HIグループ, 教授 (70259969)
大石 信弘 熊本高等専門学校, 電子情報システム工学系TEグループ, 教授 (00203703)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | データサイエンス教育 / 大規模データ / R言語 / 分散処理 / 3Dパズル / テンソル分解 / 因果分析 / ビッグデータ / 3D数理パズル / 3-D数理パズル / 低次元分解 / 大規模データ処理 / 教育支援システム / 統計解析 |
研究成果の概要 |
理工系学生にR言語を用いて大規模データの処理や分析を行うために必要なスキルを身に付けさせる教育支援ソフト開発を行った。 まず多次元データ処理教育用に3Dパズルを利用してオンラインでテンソル分解を学習できる教材を開発し有効性を確かめた。次に分散処理教育のためにSparkフレームワーク環境でR言語を動作させ、機械学習やTwitterデータによる株価分析などの応用例をコンテンツとして作成した。また因果関係分析もデータ分析の例題として取り上げコンテンツとした。 以上のように単なるR言語の使用法や統計教育ではなく、大規模データ処理の基礎から応用までを目的に分散処理環境も含めたコンテンツ作成を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我国ではAIやデータサイエンス人材の育成が急務で大学ではそれらを学べる環境が整い始めている。我々は従来からテンソル分解計算や応用、教育を行ってきたが、大規模データ処理や機械学習でよく用いられるTensorFlowプラットフォームの普及で、その基礎のテンソル分解が注目されてきた。 本研究ではR言語を用い、テンソル分解を分かり易く学ぶため3Dパズルを用いたオンライン用学習コンテンツを作成し、有効性を確かめた。また大規模データ処理で必要な分散処理教育のためSparkフレームワーク環境下での学習コンテンツなども作成した。 これらのコンテンツにより、データサイエンス教育の普及に貢献できると考えられる。
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