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P.ブーレーズ「レポン」の仮想空間リアリゼーション

研究課題

研究課題/領域番号 18K11605
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
研究機関国立音楽大学

研究代表者

今井 慎太郎  国立音楽大学, 音楽学部, 准教授 (80439554)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード空間音響 / イマーシブオーディオ / レポン / ブーレーズ / 立体音響 / VR / コンピュータ音楽
研究成果の概要

P.ブーレーズ作曲《レポン》を仮想空間における自由な位置で聴取できるソフトウェアの開発を行い、ソースコードと共にインターネットにて一般公開した。研究成果には以下の提案が含まれる。オブジェクトオーディオの考え方を拡張した録音時におけるマイクアレイの構築方法、およびソフトウェア上でインタラクティブなマルチチャンネル・ミキシングとバイノーラル化を行うアルゴリズム、さらに音楽的な破綻を来さないようにアルゴリズムへ加えた調整である。また、聴取位置と方向の変化を演奏表現の一部と捉えることで、新たな楽曲解釈を提示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

空間性をテーマにした芸術音楽作品は歴史上さまざまなものが見られるが、それらを仮想空間で実現する試みは、前例を見つけるのが難しい。少なくとも《レポン》については、世界初のものとなった。また、昨今進展の著しいメタバースや空間コンピューティングのコンセプトは、音楽表現においても新しいプラットフォームとなり得る。したがって、本研究はそれを見越した、芸術音楽における新しい表現と実装方法のたたき台として、あるいは従来のサラウンド録音を拡張するアーカイブ化の新手法として、学術的また社会的な意義がある。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] バーチャル・レポン P.ブーレーズ作曲《レポン》の仮想空間リアリゼーション

    • URL

      https://www.kcm-sd.ac.jp/vr/

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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