研究課題/領域番号 |
18K11636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分63010:環境動態解析関連
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
眞壁 明子 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(超先鋭研究プログラム), 准研究員 (90752618)
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研究分担者 |
横川 太一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(超先鋭研究プログラム), 研究員 (00402751)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アンモニア酸化 / 安定同位体 / 海洋 / アンモニア酸化古細菌 / 窒素・炭素循環 / 基質選択性 |
研究成果の概要 |
本研究では、海洋での存在度が高く、窒素・炭素循環において重要な役割を担っているアンモニア酸化古細菌の基質選択性を調べるために、アンモニウムや尿素を基質としたアンモニア酸化活性を求めるための培養実験を実施した。北太平洋、インド洋における活性実験においては、アンモニウムを基質としたアンモニア酸化活性がある場所では、ほぼすべての場所で尿素を基質としたアンモニア酸化活性もあったが、採取した環境によってアンモニウムと尿素の利用比は異なることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海洋におけるアンモニア酸化は、表層における一次生産をコントロールする要因の一つであるだけではなく、深海においては一次生産そのものとしても機能している。本研究の成果について、環境中の栄養塩・有機物濃度や微生物情報と合わせてさらに解析することにより、窒素利用と炭素利用の相互作用を含めた新たな窒素・炭素循環モデルを構築することができると考えられる。また、海洋酸性化やプラスチック汚染の影響を考慮する上で、基盤となる情報になると考えられる。
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