研究課題/領域番号 |
18K11773
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡田 泰平 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70585190)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アジア・太平洋戦争 / ビザヤ地方 / セブ / 戦争犯罪 / 日本軍 / 軍政関係 / 戦時性暴力 / フィリピン / 性暴力 / 「慰安婦」 / 憲兵 / 軍律裁判 / 司法 / 地方史 |
研究成果の概要 |
日本語の業績としては、戦争犯罪と日本軍「慰安婦」問題との関係、戦時性暴力の戦争犯罪化の歴史とフィリピン戦からの事例、憲兵隊の暴力と法の関係を探究し、それぞれ刊行された。また、関連するものとして、東南アジアの歴史と記憶やフィリピン「慰安婦」運動についての論考も刊行された。 フィリピン人との共同研究としては、シンポジウムでの発表1回にとどまった。刊行予定論文がフィリピンで刊行されないなどのことがあった。しかし、新たな共同研究の礎を作ることはできた。 資料収集としては、貴重なフィリピン・セブ州の自治体史を入手することができ、京都大学東南アジア研究センターの図書館に寄贈し、すでに公開されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
戦後日本社会の大きな成果として、アジア・太平洋戦争に関する様々な資料が公開されていることがある。これらの資料を使い、侵略戦争における性暴力を含む様々な暴力が生じる仕組みを探究してきた。 また、論考では多くの未使用文献が使われており、それらの資料の所在を示すことができた。フィリピンの貴重な資料も収集し、日本で使用できるようにした。 さらに、社会的意義としては、この科研の延長として、テレビ番組制作の協力や新聞・学会誌への書評執筆も合計で5件ほど行った。また、論考が刊行された媒体は、学術書ではあるが、一般の書店でも置いてあるような本であるので、一般の読者に対する影響も大きい。
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