研究課題/領域番号 |
18K11813
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 立命館大学 (2019-2021) 大阪大学 (2018) |
研究代表者 |
小林ハッサル 柔子 (小林 柔子) 立命館大学, グローバル教養学部, 准教授 (80793885)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | Asia and Pacific / Transnasional History / International Migration / International Mobilities / Transpacific / Transnational History / Asia and the Pacific / 移民移動歴史研究 / トランスナショナル・ヒストリー / アジア太平洋地域研究 / 太平洋戦争史 / オーストラリア・日本関係 / 移民移動研究 / グローバルヒストリー / 移民、移動 / 太平洋戦争 / アジア・太平洋史 |
研究成果の概要 |
本研究の援助により、環太平洋の近代史を考える際に、南半球と北半球を繋ぐ関係性の歴史を検討することの重要性を指摘することができた。それによって、これまでの北半球中心史観を相対化し、オセアニアとアジア太平洋地域のつながりの重要性について検討する可能性を開いた。その成果は、著書、Transpacific Visions: Connected Histories of the Pacific across North and South, Lexington Books として2021年に出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1. 環太平洋の歴史を検討する際に、半球横断的な視点が必要であることを明らかにした。 2. グローバル史は歴史をグローバルな枠組みで検討する傾向がある。しかし、社会史から検討した場合、ローカル、ナショナル、リージョナル、グローバルのそれぞれのレベルがどう交錯し歴史を作るのかというクロス・レベル分析を行う必要性を、国際移動・移民の実証的研究から明らかにした。
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