研究課題/領域番号 |
18K11844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
岡村 祐 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 准教授 (60535433)
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研究分担者 |
片桐 由希子 金沢工業大学, 基礎教育部, 講師 (50508190)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | レクリエーション / 観光 / 飯能 / フットパス / オルレ / クアオルト / 都市ストック / 技術移転 / ハイキング / 東京都 / 茅ヶ崎 / 都市像 / 住宅団地開発 / ストック / 健康 / 暮らし / 空間 / 緑地 / アウトレットモール / 余暇活動 / 野猿峠 / 緑地計画 / 郊外 |
研究実績の概要 |
大都市近郊において、戦前期のハイキングブームによって設定・整備された散策路が、戦後復興期を経て高度経済成長期以降の大規模住宅団地開発に伴って、空間的にどのように変容してきたのか、あるいはレクリエーション活動の中身がどのように変化してきたのかを明らかにすることが、本研究課題の目的である。ここではとくに、公園・緑地の整備に伴う住宅団地開発によって、当該地域の散策・レクリエーション空間や活動の発展に貢献してきた事例に注目することで、 「都市ストックとしての散策路」という視座に立ち、今後縮退してゆく大都市近郊のなかでの散策路が、どのような役割を担っていけるのか展望する。 2022年度は、過年度までに取り組んできた埼玉県飯能市の天覧山および多峯主山 などを通るハイキングコースと周辺地域の整備・開発・保全(とくに土地利用計画や都市ビジョン構想との関係に着目)との関係に関する研究を学会論文として公表した。 また、散策路事業に関する近年の現象として、地域資源のネットワーク化を狙いとしたルートの設定などハード面を重視するものだけではなく、市民の健康づくりや観光客の回遊促進など利用のためのプログラム提供といったソフト面を重視するものが増えている。このような事業の多くは、その計画技術が海外に由来するものであることが多く、本研究では、散策路事業における計画技術の技術移転にも注目し、フットパス、オルレ、クアオルト健康ウォーキングを取り上げて、日本国内での展開組織のねらいと、海外規範事例に関わる組織との関係性、技術移転の手法と導入された計画技術の特徴を明らかにし、散策路事業における海外からの技術移転の手法と課題について考察を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画では想定していなかった散策路事業における計画技術の技術移転に関する研究に関しては、調査や分析を終え、学会論文の投稿に取り組んでいる段階である。 また、研究全体の総括についても準備を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
散策路事業における計画技術の技術移転に関する研究の成果公表に取り組む。 また、研究課題の最終年度として、総括のための研究集会(ミニフォーラム)を日本造園学会大会(6月・南九州大学開催)で開催する予定である。
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