研究課題/領域番号 |
18K11848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
寺本 潔 玉川大学, 教育学部, 教授 (40167523)
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研究分担者 |
大西 宏治 富山大学, 学術研究部人文科学系, 教授 (10324443)
田部 俊充 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20272875)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 観光教育 / ESD / カリキュラム / 持続可能な開発 / 次世代育成 / 観光地理解 / ESD / 知床 / 地理教育 / 地誌 / ジオパーク / 教材コンテンツ / 観光地理教育 / スウェーデンの教育 / 郷土教育 / インバウンド / アメリカ合衆国理解 / 観光資源 / 地理 |
研究成果の概要 |
ESDに立脚した小中高一貫した観光教育のカリキュラムは、わが国の地方の活性化や国際的な地位向上のためにも次世代に育成すべき教育といえる。持続可能な開発目標(SDGs)が観光振興にも大きな影響を与えており、観光地のホストと観光地を訪問するゲストの両者が、互いによりよい観光の在り方を考え合う時代に入ってきている。「責任ある観光」と呼ばれるワードも欧米では主張され、ESDに立脚した教育は、環境教育や国際理解教育、ジェンダーを課題とした学びの必須要件になっており、観光教育にも大きな影響と与えるだろう。本研究によって大まかな指標は構築できた。今後はモデル授業や教材パッケージの開発に移っていきたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学以外の初等中等教育における観光教育は、これまで全くと言ってよいほど実践的な研究の蓄積はなかった。本研究の成果は、そうした中において国内各地の題材を活用し具体的な出前授業を通した教育実践事例を残せた点と、探究的な学びとして観光教育のカリキュラム構築がある程度構築できた点にある。今後、わが国が観光先進国への道を歩む上で次世代育成は不可欠であり、観光教育の社会的意義は高い。
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