研究課題/領域番号 |
18K11866
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
|
研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
大野 富彦 群馬大学, 情報学部, 准教授 (20531924)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 観光地経営 / DMO / ステークホルダー / CSV / 関係性マネジメント / 合意形成 / 経営学 / 場 / 活動展開プロセス / 編集者 |
研究成果の概要 |
本研究は、先進的な取り組みを行う3 つの地域連携DMOの分析から、DMOの活動展開プロセスを明らかにし、その上で、CSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)を手掛かりにして理論的な考察を行った。考察の結果、地域連携DMOといっても、設立背景やメンバー構成等によってステークホルダーとの関係のあり方は異なり、そして、活動展開プロセスも異なることが分かった。さらに、本研究では、観光地の社会的価値の創造(地域活性化)と経済的価値の創造(企業利益の増大)を両立させ得るCSV実践の姿も明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は、DMOとステークホルダーの関係性について、CSV(Creating Shared Value)を手掛かりに分析したことであり、DMO研究にCSVを取り入れた点にある。 社会的意義は、DMOの地域での現実的な姿を明らかにした点にあると考える。地域には、コミュニティとも呼べるいくつもの組織があり、ステークホルダーは複数の組織に参加して活動している。DMOはステークホルダーをリスペクトし、ステークホルダーとのゆるやかな連携により「舵取り」しているのである。
|