研究課題/領域番号 |
18K11867
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
小宮 正安 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (80396548)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 観光学 / 地域研究 / 文化史 / 社会史 / 芸術史 / 音楽史 / 西洋史 / 観光史 / 文学史 / 交通史 / 芸術社会学 / 政治史 / 神聖ローマ帝国 / ドイツ語圏 / ロマンティック・イメージ |
研究成果の概要 |
ロマンティック街道に代表されるように、ドイツとオーストリアにおける「ロマンティック」は、両国の観光事業にとって不可欠な要素である。 本研究では、ロマンティックという広く流布したイメージを、ドイツ・オーストリアにおける観光事業の側面から歴史的に掘り下げた。具体的には、1)ロマンティックとツーリズムが相互に関係する19世紀以降に焦点を当て、2)ドイツとオーストリアが観光立国として歩む中でいかに「ロマンティック・イメージ」が育まれ、それが観光の現場へ用いられたかを文化史的に検証し、3)あわせて我が国のツーリズムにおけるイメージ戦略への応用性の検討をおこなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
観光立国として成功を収めているドイツとオーストリアにおいて、ロマンティック・イメージを密接に絡ませた観光のあり方が展開されてきた歴史を包括的な視座から明らかにした。またそれを通じ、次世代の観光立国を目指す動きが一段と加速している我が国において、特にイメージ戦略を中心とした観光事業の展開や観光財源の確保にも有益な視座を確立できた。
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