研究課題/領域番号 |
18K11880
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
桜井 慎一 日本大学, 理工学部, 特任教授 (30170640)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 寄港魅力度 / 寄港候補地 / 離島 / ヒアリング調査 / 現地調査 / オーバーツーリズム / 港湾管理者 / 地方自治体 / 観光協会 / 日本船社 / 観光協会等 / 寄港魅力度の算定 / 東日本の港湾・漁港 / クルーズ観光 / 地方活性化 / 寄港候補地選定 |
研究成果の概要 |
統計データや地理情報に基づき北海道および東日本の港湾・漁港ごとにクルーズ客船の寄港魅力度を算定した。寄港実績に優れた港などを訪問し,港湾管理者,自治体担当者,観光部局を対象としたヒアリング調査を実施し,クルーズ船を誘致・受け入れるために工夫している活動や対策についての現状と課題を収集・整理した。 数多くの寄港実績があっても,多くのクルーズ船客は寄港地以外の観光地に移動し,寄港地の地元に恩恵が薄いことが判明したため,下船後,船客が島外へ出にくい離島の港を対象として同様な調査を継続し,クルーズ船が本土の港と離島港に寄港した場合の特性の相違を考察した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国にクルーズ船で訪日する来訪客は,沖縄や九州など西日本の特定の寄港地に集中し,オーバーツーリズムの弊害も指摘されている。また,寄港地では地元をあげて歓迎行事などを行っているものの,クルーズ客は大型バスに乗車し,寄港地から離れた観光地を巡ることも多く,港周辺地域への経済的恩恵が少ない場合も多い。本研究では,これらの課題を解決するため,北海道や東日本を対象とした調査分析を通じて,クルーズ船の新たな寄港地となる魅力を備えた港の選定を行った。全国各地の寄港地を訪問して実施したヒアリング調査では,クルーズ船を誘致するための工夫や地方港や離島港にクルーズ船を誘致するために必要な事項や課題を整理した。
|