研究課題/領域番号 |
18K11899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
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研究機関 | 佐賀大学 (2019-2022) 九州工業大学 (2018) |
研究代表者 |
宮地 歌織 佐賀大学, 教育学部, 客員研究員 (40547999)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アフリカ / 高齢者 / 女性 / ケニア / 農村 / ケア / クワレ / ジェンダー / 高齢化 / 健康 / ナイジェリア |
研究成果の概要 |
本研究は、アフリカにおける脆弱な経済・社会基盤の下で起きる今後の急激な高齢化への懸念から、女性高齢者に対するケアの現状について実態解明を行うことを目的とした。アフリカにおける高齢者についての研究が少ない中で、ケニアにおける農村部・都市部での調査を行うことにより、都市化や近代化の流れの中での女性高齢者をめぐる様々な課題が見えてきたことは大きな成果である。それら研究成果は、日本国際保健医療学会や国際老年人類学会(AAGE)などの学会や論文などで成果として報告された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アフリカにおける高齢化をめぐってはまだ調査も少ないことから、社会課題として認識されていない傾向にある。しかし、本研究では、近代化や都市化などの社会変容の中で、高齢者のケアに関して、かつての伝統的な家族によるケアの在り方も変わってきており、高齢者の健康課題への対策が十分ではないことが明らかになってきた。また都市における貧困層の高齢化などの課題もある。急速な高齢化を遂げている日本や他の先進国と同様に、アフリカにおける施策の必要性が明らかとなった。
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