研究課題/領域番号 |
18K11900
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
森田 豊子 鹿児島大学, グローバルセンター, 特任准教授 (10791113)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | イラン / ジェンダー / 家族法 / 子どもの権利 / ムスリム / イスラーム / ジェンダ― / 家族保護法 |
研究成果の概要 |
本研究では、現代イランにおけるジェンダー公正を考える上で必要なイランにおける家族形成、特に家族法や結婚や離婚の制度、特に、子どもの権利に注目した研究を行ってきた。研究の成果として、編著者の一人となった『イスラーム・ジェンダー・スタディーズ1結婚と離婚』(2019年明石書店)の出版を行い、同シリーズで『イスラーム・ジェンダー・スタディーズ6うつりゆく家族』(2023年明石書店)でも現代イランの家族について1章を担当した。さらにイランで離婚カウンセラーからもオンラインで現状を聞くなど、コロナ禍で海外渡航ができない中でもできるだけ可能な成果をあげた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代日本社会では世界的なグローバル化による人口移動や少子高齢化による労働者不足からも外国人移民との協働や共生が必要になっている。世界には15憶人を超えるムスリムがおり、ムスリムとの共生を考える必要がある。しかし、現代日本でムスリム諸国の現状やムスリムの生活についてはまだよく知られていないのが現状である。今後日本における共生や今後増えるであろう国際結婚などにおいてムスリムの結婚や離婚について、子どもの権利保護について知っておくことは今後の日本社会のグローバル化にとっても非常に意義のあることだと考えられる。
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