研究課題/領域番号 |
18K11905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
石見 和世 帝京大学, 医療技術学部, 准教授 (90784843)
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研究分担者 |
住吉 智子 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50293238)
位田 忍 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 臨床検査科・主任部長 (80177500)
永島 すえみ 沖縄県立看護大学, 保健看護学研究科, 特任教授 (70310729)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 性分化疾患 / 性自認 / ジェンダー・アイデンティティ / 原発性無月経 / 病気説明 / 女性 / ジェンダーアイデンティティ / セクシャリティ / アイデンティティ / 思春期 / 病気説明と理解 / セクシャル・アイデンティティ / 看護支援モデル |
研究成果の概要 |
性分化疾患を伴う原発性無月経女性への看護支援モデルの提案に向けて,患者の性自認を含めた心理的な揺れが適応へと向かうプロセスと構造を質的帰納的に明らかにした.性分化疾患を伴う原発性無月経女性が,体質に囚われることなく生きていく過程は「女性である確信を取り戻すプロセス」であり,ジェンダー・アイデンティティ再構築のためには適切で専門的な看護支援が必要である.また,家族(特に親)への病気に関する教育と心理的な支援にも早期から取り組むことが重要であり,看護師を含めた医療従事者の果たす役割について示唆を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
性分化疾患を伴う原発性無月経の女性は,女性としてのライフステージにおいて様々な葛藤や混乱を抱くが,それらを乗り越えていくプロセスと構造を明らかにすることは患者自身の適応を促進することが期待できると共に,医療従事者の支援ガイドラインの基礎となり得る.
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