研究課題/領域番号 |
18K11911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
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研究機関 | 四国学院大学 |
研究代表者 |
大山 治彦 四国学院大学, 社会福祉学部, 教授 (70321239)
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研究分担者 |
大束 貢生 佛教大学, 社会学部, 准教授 (20351306)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | SOGI / LGBTQ / オンブズマン / スウェーデン / RFSL / HBT認証 / 人権 / 差別 / LGBT / HBTQ認証 / HBTQ / NPO/NGO |
研究成果の概要 |
スウェーデンにおけるSOGIに基づく差別の撤廃および人権の保障や擁護などに関するとりくみ、具体的にはオンブズマンとHBTQ認証について、調査研究によって、以下のことを明らかにした; 1)平等オンブズマンとその前身である性的指向を理由とした差別反対オンブズマンの組織、活動、意義、2)LGBTQ人権団体RFSLによる「HBQTI認証」、およびヴェストラヨータランド・レギオンによる「Hbtq証書」にの概要、3) RFSLの認証を取得した組織の実際の効果を事例から分析。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SOGIに基づく差別の解消や人権の保障、擁護に関する研究は、わが国では未だ蓄積の少ない分野である。本研究は少なからず、それに資するものといえる。 SOGIに基づく差別の解消や人権の保障、擁護におけるスウェーデンのとりくみ、具体的にはオンブズマン制度、およびHBTQ認証は、わが国にも大いに参考となる。オンブズマンの強制力のあるしくみと、教育や情報提供などの予防策の併用に効果があろう。また、HBTQ認証は、SOGIに敏感な視点を獲得するものであり、LGBTQ+が働く職場環境や、LGBTQ+の顧客への接遇の改善に有効な方法の1つといえる。
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