研究課題/領域番号 |
18K11933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80040:量子ビーム科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
竹谷 篤 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 副チームリーダー (30222095)
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研究分担者 |
片山 英樹 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点, 分野長 (10354218)
若林 泰生 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, 研究員 (80447359)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中性子 / 透過イメージング / 鋼板腐食 / 水の定量化 / 水の厚さの定量化 / 腐食 / 定量評価 / 長期間評価 / 測定の標準化 / 実験自動化 / 薄いサンプル / 定量測定 / 中性子イメージング / 小型中性子源 / 鋼材 / 塗膜下腐食 |
研究成果の概要 |
理研小型中性子源を用いて、水の定量化観察のための検量線測定を石英セル中の水で行った。10um厚程度の薄いサンプルを水で作ることは困難であるので、水素含有比に近いポリイミドシートを使って、薄い部分を補完した。これらのサンプルを鋼板にはりつけ熱中性子および冷中性子で透過度を測定して、透過度と水の厚さの検量線を得た。透過度の場所による揺らぎを評価することで、1mm^2の面積での水の厚さは1σで7umの分解能で測定することができた。また散乱カーネルのありなしのシュミレーションとデータを比較した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国では鉄鋼材料の腐食による劣化・損傷が社会の大きな課題である。効果的な防食対策やメンテナンスが必要である。このための腐食中の水の動きを定量的に観察を行うための測定法の基礎を確立し、測定限界まで示した意義は大きい。
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