研究課題/領域番号 |
18K11943
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80040:量子ビーム科学関連
|
研究機関 | 公益財団法人高輝度光科学研究センター |
研究代表者 |
青柳 秀樹 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 光源基盤部門, 主幹研究員 (20416374)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 光ビーム位置モニタ / 放射光ビームライン / パルスモード計測 / マイクロストリップライン / ダイヤモンドヒートシンク / パルス・モード計測 / ダイヤモンド・ヒートシンク / 量子ビーム / 放射光 / 加速器 / ビーム位置モニタ / 挿入光源 / ビーム位置モニター |
研究成果の概要 |
大型放射光施設SPring-8の挿入光源ビームラインにおいて大強度放射光ビームのパルス毎の位置計測を実現するために、ダイヤモンド・ヒートシンクを基板としたブレード型検出素子を改良することにより、高耐熱・高分解能化を試みた。偏向電磁石ビームラインで評価試験の結果、半値全幅0.9nsの良好な単極性のパルス波形を観測した。ショット毎の分解能を評価したところ10μm以下であった。また、耐熱性の観点からも良好であることを確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
放射光施設において、放射光ビームのパルス毎の動態を把握することにより、時分割計測等の利用実験の更なる高度化に寄与すると期待される。しかしながら、大強度放射光ビー ムラインの放射光ビームのパルス毎の位置を計測することは出来なかった。この目的を達成するために、私たちが世界に先駆けて提案し、原理を実証したマイクロ・ストリップライン構造の光電面を用いたパルス・モード計測型検出素子の技術を発展させることで、実用化に近づいた。
|