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塗り付け和紙の開発を通したデザイン材料化学の実践

研究課題

研究課題/領域番号 18K11953
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90010:デザイン学関連
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

岡田 栄造  京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 教授 (10346116)

研究分担者 奥林 里子  京都工芸繊維大学, 繊維学系, 教授 (00284737)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード塗付紙 / 紙 / 塗布 / 左官 / デザイン材料化学 / 塗布和紙 / 塗料 / 素材開発 / 材開発 / 和紙
研究成果の概要

本研究では、材料化学とデザイン学の専門家が密に連携して新材料とその用途を一体的に開発する「デザイン材料化学」の探索的実践として、基材に直接塗布することで形成可能な「塗付紙」とその用途の開発を行った。
初年度においては、「塗付紙」の完成を目標とした。デザイン学の専門家が想定される用途を示し、材料化学の専門家とともに用途に即した物性の材料を開発した。2年目および3年目には、開発した材料を用いて主に建築物の壁面への塗布を用途として制作試験と評価を行い、材料の修正を行い、建築物の内装や家具の表面に塗布することができる材料を完成させた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

紙は環境負荷の低い素材であり、用途をさまざまに拡張することができれば、地球温暖化等の環境問題の解決に寄与できるとともに、古来紙をさまざまに活用することで独自の文化を育んできた我が国の歴史を未来に継承する意味でも価値がある。本研究で開発した塗布紙は伝統工法のひとつである左官の技術をそのまま適用して施工できるものであり、土に変わりうる壁材としての活用が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-03-23  

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