研究課題/領域番号 |
18K11967
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
|
研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
上平 崇仁 専修大学, ネットワーク情報学部, 教授 (20339807)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | デザイン態度 / デザイン思考 / 情報デザイン / デザイン教育 / リフレクション / フィールドワーク / ワークショップ / 情報教育 / コ・デザイン / 協働デザイン / プロトタイピング / Co-Design |
研究成果の概要 |
デザイン思考と比較して言及されることが少なかった〈デザイン態度〉に焦点をあて、教育者向けとして導入するために、デザイン実践によるアプローチによって検討を行った。そこで、態度を意識化するためには、協働型のフィールド学習による「形式知になる以前の直接経験」と、その経験を「事後的に省察する機会」の重要性が明確になった。教員が表出する態度は、通常は個人の信念や価値観と結びついて固定している。それを変容させるためには、通常の研修ではなく専門的態度を発揮する人と協働し、伝播する機会を持つことが重要である。これらを元に教育者向けワークショップおよびプロダクトを計7点開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
計6年の研究成果をもとに、東京・神奈川・埼玉・千葉・文科省における研修の機会を通して情報デザインの学習内容の普及に貢献した。高等学校情報科の「新学習指導要領解説」執筆や「高等学校情報科等教科によるデジタル人材の供給体制整備支援事業」の教材作成の監修を行った際に、研究を通して得た知見を元に提言し、デザイン概念を表面的な技術ではなく態度面から検討を行うことに貢献した。執筆した書籍の中でデザイン態度の概念を紹介し、教育者だけでなく、企業のデザイナーや新人の教育係/組織のマネージャーなど、学びの過程に立ち会うさまざまな立場の人にも研究成果を還元した。
|