研究課題/領域番号 |
18K11982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
乾 孝司 筑波大学, システム情報系, 准教授 (60397031)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 文書ジオロケーション / エンティティ・リンキング / 地名抽出 / 固有表現抽出 / Toponym resolution / Bi-LSTM-CRF / 地理的位置推定 / 地理的地位特定 / 自然言語処理 / 条件付確率場 / エンティティリンキング / 地理的位置情報 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、文書コンテンツ内で言及されている地理的位置を索引付けし、地理的位置による文書検索技術を開発することを目的とする。主な研究成果として以下が挙げられる。(1)文書内の単語情報と文書内単語に対応した画像情報を併用することで、未知語事例に強い深層学習ベース地名抽出モデルを開発した。(2)住所階層性に着目したデータ拡張を施した単語分布に基づく地名の地理的位置の特定(地名の曖昧性解消)モデルを開発した。(3)上記モデルを統合することで、文書コンテンツ内で言及されている地理的位置の索引付けに必要な地理的位置情報をある程度の性能で自動特定する技術を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、大規模自然災害アーカイブにおいて、従来技術では地理情報システムとの親和性の低かった文書コンテンツに対して、特定の被災地域に限定したコンテンツ検索を実現するための技術開発を目的としたものである。本研究課題で得られた成果を活用することにより、自然災害に対する防災・減災対策や、自然災害からの復旧・復興事業に資する情報へのアクセス効率が従来よりも向上することが期待される。
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