研究課題/領域番号 |
18K11986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
安川 美智子 群馬大学, 情報学部, 助教 (70361384)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 情報検索 / 情報組織化 / 情報資源の構築・管理 / 自然言語処理 / データベース |
研究成果の概要 |
本研究は、情報検索の研究分野において重要な技術的課題の一つである「意味的に類似する索引語の綴りの不一致」に焦点を当て、特に、構造化された大規模テキストデータに内在する「成果物(作られる物)」と「材料(使われる物)」の意味的関係を抽出するための検索手法の開発を目的とする。研究期間内に、Institutional Research (IR)の研究において近年関心が高まっている研究情報や教育情報の戦略的な検索に応用可能な特徴分析の手法を開発した。また、IRの研究分野を対象に開発した特徴分析の手法を料理情報処理に応用し、日本の家庭料理の食材名や調理法を効率よく検索する手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本語や英語のテキストデータにおける文字の並びや単語の並びを利用する従来法では対処できなかった「成果物と材料の意味的関係」のデータ構造を効果的に捉えるための新たな検索技術を開発したという点に学術的意義がある。また、大学における研究と教育、および、家庭における調理と栄養管理は、国内外において普遍的な重要性を持つ主題であり、これらを検索対象とする情報検索に応用可能な特徴分析の手法を提案したという点において本研究の社会的意義は大きい。
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