研究課題/領域番号 |
18K11988
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
徳原 靖浩 東京大学, 附属図書館, 特任助教 (80612358)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | イスラーム地域研究 / 情報資源組織 / 人文情報学 / 図書館情報学 / 図書館目録 / 中東研究 / サブジェクトライブラリアン / 多言語資料 / 図書館情報資源 |
研究成果の概要 |
欧米の大学・研究機関図書館で活動する中東研究ライブラリアン(Middle East Librarian)の業務をモデルとして、日本の研究環境においてその機能をいかに担うか検討するため、北米およびヨーロッパの中東研究ライブラリアンの会合に参加したほか、関係文献から情報を収集した。また、これまで行ってきた目録作成、資料収集の課題やノウハウを共有するため、大学・研究機関図書館員を主な対象とした目録作成ワークショップを年1回開催し、情報共有のネットワークの維持に努めた。また、より広い情報共有のために、イスラーム地域研究文献の収集・組織化・利用に関するリンク集ページを作成しウェブ上で公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国地域の研究に用いる資料を、大学・研究機関の図書館で効率良く収集し、整理し、利用に供するためには、当該外国語の知識と、図書を扱うための図書館情報学の知識に加え、当該地域の出版事情や研究動向、商慣習などの知識が必要である。欧米の大学には、主題や専門領域ごとにサブジェクト・ライブラリアンを設置し、専門資料の管理にあたらせている。こうした職種のない日本において、同様の機能をどのように担っていくかについて検討するため、欧米の中東研究ライブラリアンとの情報交換、また関係文献からの情報収集を行い、機関の壁を越えて図書館員が共有できるよう、ワークショップの開催やリンク集の作成を行った。
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