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日韓関係に与える空気の影響

研究課題

研究課題/領域番号 18K11998
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関東京都市大学

研究代表者

李 洪千  東京都市大学, メディア情報学部, 教授 (80621200)

研究分担者 小川 恒夫  東海大学, 文化社会学部, 教授 (60256162)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード空気 / 国民情緒 / 日韓関係 / 反日 / 嫌韓 / 世論 / 社会的圧力 / 水差し / 国際報道
研究成果の概要

本研究は日韓関係における空気の影響について分析しようとした試みである。本研究は、韓国において日本の空気の概念にあたる現象の検討とメカニズムを研究しようとした。韓国では「国民情緒」という概念が日本の空気の類似概念であることを考察した。国民情緒は、マスメディアによって形成されており、マスメディアが相手国に対して同様の報道を行う際に形成されやすいと考えられる。日韓における相手国に対する情報源のうちマスメディアが占める割合が高く、そのうち情報ワードショーなど刺激的な情報を提供する内容の番組の影響が大きいと考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、日本の空気の概念で日韓関係を分析し、影響のメカニズムをメディアと世論の概念で説明しようと試みた。国家を単位として形成し、国内において影響を与えるとされている世論が、国家が他国に対する判断や対応にも影響を与えていることを説明しようとしたことに意義がある。コロナ禍によって最終年度の研究が上手く進まず、予定されて調査が実施できなかったので、今後も引き続き実証分析が求められる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (3件) (うちオープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] 政治メディアの熟慮誘発機能測定尺度の開発2019

    • 著者名/発表者名
      小川恒夫
    • 雑誌名

      政経研究

      巻: 56 ページ: 733750-733750

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 嫌韓の情報源に関する分析2019

    • 著者名/発表者名
      李洪千
    • 雑誌名

      情報メディアジャーナル

      巻: 20 ページ: 88-95

    • NAID

      40021945205

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 韓国の側から見た日韓関係の現状と提言2019

    • 著者名/発表者名
      李洪千
    • 雑誌名

      法と民主主義

      巻: 537 ページ: 28-31

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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