研究課題/領域番号 |
18K12035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
岡上 裕介 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 講師 (50448388)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 人工股関節全置換術 / コンピュータ支援手術 / スマートフォン / 手術用ナビゲーションシステム / ジャイロセンサ / 加速度センサ / CAS / コンピューター支援手術 / デジタルアライメントガイド / ナビゲーションシステム / 生体医工学 |
研究成果の概要 |
我々はいずれの施設でも使用可能な人工股関節全置換術術中支援デバイスとして、スマートフォン端末に内蔵されているジャイロセンサを利用したアプリケーション(以下アプリ)を用いて、リアルタイムにカップの設置角度を測定しながら手術可能なシステムを開発した。術中カップ設置角計測アプリを用いてのカップ設置精度は概ね良好な成績であった。ナビゲーションシステムとの誤差比較でも二群間に有意差は認めなかったため、同等の精度でのカップ設置が可能と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工股関節全置換術におけるナビゲーションシステムの設置精度には論を俟たないところであるが、導入コストが高価であり、機材が大型であることや、事前の術前計画の煩雑さ、手術時間の延長などの問題があり、導入施設に限りがあるのが現状である。我々の開発したスマートフォンを用いた簡易型人工股関節手術支援システムは既存のナビゲーションシステムに比して、安価であり、サイズも小さく、カップ設置精度についても一定の成績を獲得できるため、いずれの施設においても汎用性が高いと思われる。
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