研究課題/領域番号 |
18K12042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
村山 嘉延 日本大学, 工学部, 准教授 (80339267)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 卵子品質 / 透明帯 / 複屈折 / 卵子 / 未受精卵 / 複屈折率 / 体外成熟 / 透明帯硬化 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,未受精卵の成熟過程において卵子透明帯複屈折が変化する様子を明らかにし,卵子品質の新たな診断手法を提案することを目的とする.まず,透過型レーザー顕微鏡を用いた複屈折測定法を試み,透明帯複屈折像の撮影と定量評価に成功した.加えて未受精卵の体外成熟過程における卵子品質の検討を行い,透明帯の硬さから成熟過程において卵子品質を評価できる可能性が示された.このことから,透過型レーザー顕微鏡を用いて未受精卵透明帯の複屈折率を定量的に測定することにより,未受精卵の品質を評価できる可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
品質の良い体外受精卵を得るためには,活力ある精子と品質の良い卵子が必要である.本研究成果は,形態学的な見た目による卵子品質の評価に変わり,定量的に卵子の品質を診断できる可能性を秘めており,ヒト生殖補助医療への応用が十分に期待される.
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