研究課題/領域番号 |
18K12051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
佐藤 学 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (50226007)
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研究分担者 |
西舘 泉 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70375319)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 光波断層画像測定 / イメージプローブ / マルチモードファイバー / 神経線維 / in vivoラット脳 / 深部神経組織 / 神経線維構造 / ラット脳深部 / ファイバーイメージング / OCT / 低侵襲画像測定 |
研究成果の概要 |
直径125μm,長さ7.4mmの光通信用ファイバーをイメージプローブ(SMMF)に用いて,生きたラット脳の断層画像を測定した.深さ分解能,横方向分解能は,それぞれ2.14μm, 2.3μmである.SMMFを最大4mmまで挿入して視野直径47μm,深さ147μmの断層画像を測定した。粒状や5μm-10μmの繊維状の空間形態情報が得られ、接続や屈曲状態が確認された.さらに、画像信号の積算値が灰白質の底部で最大値となっており、文献との比較から神経線維の断層画像と確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は、光通信用光ファイバーを用いて、直径125μm,長さ7.4mmのイメージプローブを作成し、実際に生きたラットの脳神経組織を測定した。現在,このプローブはOCT画像測定ができる世界最細のイメージングプローブであり、光ファイバーの新しい応用とイメージプローブの進展に寄与した。また、このような画像測定技術は、未解明な部分が多い白質の病変解明や小動物を用いた脳神経分野の新薬開発への貢献が期待される。
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