研究課題/領域番号 |
18K12080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90120:生体材料学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村上 大樹 九州大学, 先導物質化学研究所, 助教 (80588145)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 生体親和性高分子 / ミクロ相分離構造 / 理論モデル / ナノプレートモデル / 相分離構造 / バイオマテリアル / 原子間力顕微鏡 / 界面 |
研究成果の概要 |
界面ミクロ相分離現象を理論的に説明するための新理論モデル構築に向け、実験により実際に相分離構造の制御が可能なことを実証した。高分子の分子量および疎水性により相分離構造を連続的に制御することに成功した。さらにそれにより生体親和性機能も変化することも確認できた。今後さらに理論計算への展開を継続して行うことで、界面構造を理論予測に基づいて制御できると期待でき、今後の医療を支える生体親和性材料の機能向上に向けた重要な成果となったと言える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、界面のミクロ相分離を予測する新理論モデルの構築に向けて重要な実験データを蓄積することに成功した。モデル構築に向けて理論考察を継続する必要があるが、その達成によりミクロ相分離構造の予測及び制御が容易になる。相分離構造の制御は生体親和性高分子の機能向上に直接的に繋がるため、本研究は今後の医療の向上を支えるための重要な成果になったと言える。
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