研究課題/領域番号 |
18K12100
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 千葉大学 (2020) 東京工業大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
平田 慎之介 千葉大学, フロンティア医工学センター, 准教授 (80550970)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 空中超音波 / 非接触計測 / 音波伝搬速度 / 減衰周波数特性 / QUS / 非接触QUS |
研究成果の概要 |
骨粗鬆症診断の指標となる海綿骨内の音波伝搬速度(音速:SOS)を計測する手法(超音波による骨量測定:QUS)について検討を行っている.本研究では,踵のように側面が傾斜した部位のSOSを非接触で計測することを目的として,踵を透過した超音波の伝搬時間,空気中および踵内の伝搬経路長を高精度で計測する手法・機構を提案した.開発した計測システムの評価実験では,生体を模擬したサンプル内のSOSを±2%以内の精度で計測することに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来のQUS検査では,超音波を送受信する部分に超音波検査用ジェルを塗り,踵を両側から強く挟むようにして踵内のSOSを計測するため,踵の大きさや形状によっては適切に検査を行えない場合があった.本研究で提案する非接触QUSを実現することで,対象部位の大きさや形状の制約が無く,検査時間が短く,診療コストの低い骨量測定が期待できる.
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