研究課題/領域番号 |
18K12113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 日本工業大学 |
研究代表者 |
秋元 俊成 日本工業大学, 先進工学部, 准教授 (10511462)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 非接触 / 酸素飽和度 / 計測 / レンズ / ミラー / 生体計測 / 非接触計測 / パルスオキシメーター / 動脈血酸素飽和度 |
研究成果の概要 |
本研究では、動脈血酸素飽和度を非接触で計測するためのシステム開発とその評価検証を行った。まず、レンズで集光した光を高感度フォトトランジスタに入力し非接触で脈波計測を行うシステムを開発した。次に、複数の照明を切り替える形で反射光から血中酸素飽和度を推定するシステムの開発を行った。これまでのカメラを用いた手法より安価に装置を作成できる可能性を示すと共に、カメラでの計測における高性能化につながる結果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果として、レンズとフォトトランジスタを利用して非接触で酸素飽和度を推定する新しい計測手法が開発されました。この手法は、異なる波長の光を組織に照射し、反射した光を分析することで酸素飽和度を算出します。研究室における実験では、従来のパルスオキシメーターと同等の精度を達成することが示されました。また、この手法は特に新生児のモニタリングに有望であり、非接触測定の計測精度と利便性を高めるための技術改良も行われました。これらの研究成果は、臨床現場において非侵襲的かつリアルタイムな酸素飽和度モニタリングの実用化に向けた重要な一歩となっています。
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