研究課題/領域番号 |
18K12171
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90150:医療福祉工学関連
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研究機関 | 福岡国際医療福祉大学 (2019-2022) 国際医療福祉大学 (2018) |
研究代表者 |
北島 栄二 福岡国際医療福祉大学, 医療学部, 教授 (10513468)
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研究分担者 |
東 登志夫 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40244090)
東 祐二 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 障害工学研究部, 研究部長 (40531322)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 福祉用具 / 高齢者 / 歩行補助具 / 歩行車 / シルバーカー / 体幹前傾角度 / 介護保険 / 転倒 / 体幹運動 / 歩行 / 三軸加速度センサ / 活動量 / 身体活動量 / 要介護高齢者 |
研究成果の概要 |
被験者にシルバーカーと歩行車を用いて試験路を歩行してもらい,歩行時の体幹角度の変化量を計測し,比較・分析した.対象者は高齢者疑似体験セットを装着した大学生3名.測定機器は,マーカレスモーションキャプチャーを用いた.記述統計を行い,体幹前傾角度15°以下を基準値として比較した.また,Mann-Whitney U testを用いて,歩行車群とシルバーカー群のRMS値を比較した. 9つのデータのうち1つの歩行車データのみ,基準値を満たした.RMS値を2群間で比較した結果は,有意水準10%では有意傾向がうかがえた.「歩行車はシルバーカーよりも体幹前傾角度角度変化が低い傾向がうかがえる」と考えられる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究でシルバーカーに比較して歩行車を使用することで,体幹角度の変化量が減少することを明らかにすることができれば,根拠をもって,歩行補助具選択を提案ことが可能となる.結果として,介護保険制度への提言,さらに転倒などの事故による医療費や介護費用の削減に寄与することが期待できる.
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