研究課題/領域番号 |
18K12184
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山森 裕毅 大阪大学, COデザインセンター, 特任講師(常勤) (00648454)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フェリックス・ガタリ / スキゾ分析 / 制度分析 / 制度精神療法 / 記号論 / 対話実践 / 精神分析 / 当事者研究 / 哲学プラクティス / 哲学対話 / 臨床実践 / 精神療法 |
研究成果の概要 |
■フランスの精神分析家フェリックス・ガタリの提唱したスキゾ分析の研究を行った。また、それに関連する精神療法および哲学の対話実践についても研究を行った。 ■ガタリにかんしては口頭発表3回、論文2本を提出した。著書を刊行に向けて準備している(現在16万字程度)。対話実践にかんしては口頭発表2回、論文2本、実践を複数回行った。その他、メディア出演などがある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フェリックス・ガタリの提唱するスキゾ分析は精神分析を批判する形で構想されたものであるが、その理論や実践可能性はこれまで深く探究されてこなかった。本研究ではそこに踏み込んだものである点で学術的な意義がある。 また精神療法や当事者研究など精神疾患の治療や回復につながる実践と関連させて考察することで、対話の重要性が高まっている現代日本社会のなかにスキゾ分析の視点を導入することができるという社会的な意義がある。
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