研究課題/領域番号 |
18K12210
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 同志社大学 (2018-2019, 2022) 北九州市立大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
石黒 安里 同志社大学, アメリカ研究所, 助教 (40802583)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 改革派ユダヤ教 / シオニズム / アメリカ・ユダヤ教 / イスラエル / カウフマン・コーラー / 「コロンバス綱領」(1937年) / 祈祷書 / ユダヤ人女性 / アメリカ・ユダヤ人 / アイデンティティ / 文化的シオニズム / S・S・ワイズ / ティクン・オーラム / 政党支持 / スティーブン・S・ワイズ / CCAR / シオン / アメリカ化 / 革新主義期 / モルデカイ・カプラン |
研究成果の概要 |
本研究では、とりわけ改革派ユダヤ教の草創期のラビから1940年代に至るまでのラビらのシオニズムに関する事例を取り上げることで、従来、「反シオニズム」的な態度として知られていた改革派ユダヤ教の中にも、シオニズムに親和的なラビらが存在していたこと、アメリカの改革派ユダヤ教とシオニズムの関係が20世紀を通してより複雑なものになっていった過程を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般的にアメリカ・ユダヤ人社会では、政治的シオニズム運動のあり方に反対の姿勢を示してきた。その傾向はユダヤ教を信奉するグループでも同様であるという理解があった。本研究では、主にアメリカにおける改革派ユダヤ教のシオニズムに対する両義的な態度、およびシオニズムに対する相反する見解があったことを改革派の綱領や一次史料から示すことで、従来の改革派ユダヤ教のシオニズム観の多様性、変容の一端を提示した。
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