研究課題/領域番号 |
18K12281
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
中本 真人 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (30734678)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 内侍所御神楽 / 宮廷の御神楽 / 神楽 / 芸能 / 音楽 / 歌謡 / 南北朝時代 / 室町時代 / 梁塵愚案抄 / 一条兼良 / 神楽歌 / 応仁の乱 / 綾小路家 / 四辻家 / 室町文化 / 北山惣社御神楽 / 綾小路信俊 / 足利義満 / 信俊卿記 / 後小松天皇 / 芸能史 / 音楽史 / 内侍所 / 御神楽 / 後醍醐天皇 / 観応の擾乱 / 秘曲 / 北朝 / 堀河天皇 / 後光厳天皇 / 南北朝期 / 室町期 / 朝儀復興 |
研究成果の概要 |
研究業績としては、単著『内侍所御神楽と歌謡』(武蔵野書院、2020年)が刊行された。同書は、独立行政法人日本学術振興会令和二年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費・研究課題番号20HP5040)の交付を受けて出版されたもので、本科研費の研究成果の一部も収録論文に含まれている。 また一般書として『なぜ神楽は応仁の乱を乗り越えられたのか』(新典社新書、2021年)を刊行した。同書では、本科研費の研究成果を研究者だけでなく、一般に広く理解されるように、わかりやすく説明している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
内侍所御神楽は、現在も皇居の賢所において、毎年12月中旬に「賢所御神楽」として行われている。その成立については、多くの研究成果が公表されているが、1000年以上にわたって継承されてきた過程については、具体的な成果が乏しいのが現状である。 本研究課題の研究成果は、これまでほとんど議論されてこなかった南北朝期・室町期の内侍所御神楽について、公家日記を中心とする古記録に基づきながら具体的に明らかにしたものである。さらに周辺の時代も研究することにより「内侍所御神楽史」という通史も視野に入ってくる。
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