研究課題/領域番号 |
18K12331
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 成蹊大学 (2022-2023) 同志社大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
塚田 雄一 成蹊大学, 文学部, 准教授 (60780294)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 演劇 / シェイクスピア / 女性表象 / イギリス / ロマンス / 初期近代 |
研究成果の概要 |
本研究「シェイクスピア後期作品群における女性表象の政治性について」では、ロマンスと歴史劇から成る一連のウィリアム・シェイクスピアの後期作品群と、 同時期の政治情勢、人々の政治・社会認識の関係を解明し、シェイクスピア後期作品群の文化的・社会的意義について新たな見解を呈示・論証する。本研究は四部構成である。第一部「1610年代の政治言説」で当時の人々の政治・社会認識を調査した上で、第二部「後期劇と宗教」と第三部「後期劇と軍事主義」において、シェイクスピア後期作品群に登場する女性表象が帯びていた時事性の分析を行い、第四部として、本研究のまとめを行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
芸術と社会・政治情勢がどのような相互影響関係をもっているのかを主にシェイクスピア演劇を題材として考察した。その際、本研究では特に演劇作品にどのように女性が表象されているかに着目し社会や当時のジェンダー観が作中の女性像を考える上で鍵となることに留意して分析を行った。本研究を通じて、芸術と社会の関係性に関する研究に、また新たな議論の材料を提供できたのではないかと考えている。
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