研究課題/領域番号 |
18K12379
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 京都大学 (2021-2022) 成蹊大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
野原 将揮 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (80728056)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 上古音 / 出土文字資料 / 方言 / 出土資料 / 秦簡、楚簡 / びん語 / 苗瑶語 / 比較法 / 秦簡 / 楚簡 / 声母 / 中国語音韻史 |
研究成果の概要 |
本研究は戦国時代前後の秦出土の文字資料を用いて、上古中国語の音韻体系の研究を進めることである。21年度には、秦簡のうち、雲夢睡虎地秦簡、周家臺秦墓簡牘、嶽山秦墓木牘、天水放馬灘秦墓簡牘、[カク]家坪秦墓木簡に見える通仮字を整理し、その成果を報告した。その他の資料に関しては継続して整理しているところである。 また秦簡に加え他の周辺地域の資料を加えた内容のものを学会報告、雑誌論文を発表している。秦簡の中では特に睡虎地秦簡、里耶秦簡、岳麓秦簡を用いた成果を発表している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術論文は言うまでもないことだが、資料として「特集 秦簡牘通仮例」(『センター研究年報2021』、京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター)に通仮例を公開することができた点は学術的、社会的意義があったことと考えられる。その他の通仮例については順次公開する予定である。
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