研究課題/領域番号 |
18K12405
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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研究機関 | 神戸大学 (2021) 四国大学 (2019-2020) 東京福祉大学 (2018) |
研究代表者 |
清水 勇吉 神戸大学, バリュースクール, 学術研究員 (20783187)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 方言 / 言語地図 / 九州地方 |
研究成果の概要 |
本研究はフィールドワークを主軸にして、言語地図集(方言のバリエーションを地図上に表したもの)を作成することが大きな目的の一つであった。これまでの調査で得た九州地方全域の言語データも利用しつつより詳細な地図を作成するため、フィールドは南九州および北琉球に設定している。言語変異が特に多様な地域であることから、成果の有用性は十分にあると考えた。 しかし、初年度・次年度は所属研究機関の方針で研究活動を制限され、それ以降は新型コロナウイルス感染症の影響により全国的に移動自粛が求められたため、当初の計画通りの進捗が望めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2020年12月に、半沢康、渡邉潤爾、田中宣廣、日高水穂、中西太郎、田中ゆかり、鳥谷善史、松本 修、塩田雄大、新井小枝子、岸江信介・柚木脇大輔・鶴田健介・清水勇吉、今村かほる著、『実践方言学第1巻:社会の活性化と方言』(くろしお出版)を出版した。報告者は「第11章 地方自治体による方言活用と地域づくり」を担当し、九州地方の南部に位置する宮崎県小林市の事例を取り上げ、地域づくりのために地方自治体が方言を活用した案件について報告している。
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