研究課題/領域番号 |
18K12416
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02080:英語学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
鈴木 大介 摂南大学, 外国語学部, 講師 (90635393)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 副詞 / 形式と機能 / 語用論 / 英語史 / コーパス / 実験 / 類義語 / 語用論的機能 / 機能 / 類像性 / 法副詞 |
研究成果の概要 |
これまで、対象となる副詞群の中に「モダリティ志向」の性質を有するものと「談話志向」の性質を有するものの2つのタイプが存在することが明らかとなり、とりわけ後者のタイプでは副詞が様々な「語用論的機能」を担っていることが分かった。「談話志向」の副詞はモダリティの意味を表すだけでなく、様々な語用論的機能を有するのである。具体的には、生起位置によってその性質を異にし、全体として、特定の位置にしか見られない用法や機能もいくつか存在したわけである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
類義語や意味の研究において従来は節の内部、特に、対象となる単語の前後の連語関係、すなわちコロケーションをコーパスで調べる手法が主であった。そのため、話し手と聞き手という会話の視点や節と節の繋がりという談話の視点のように、1つの節を越えた観点も幅広く取り入れているのが本研究の学術的意義である。併せて、本研究に基づく類義語の記述、語用論的な視点・英語史の通時的な観点等に基づいた分析は、隣接分野と密接に関わっており、辞書・文法書、さらには英語教育に適用していくことで応用科学としての一面も兼ね備えている。この点は特に大きな社会的意義であると考えられる。
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